Q&A: うつ、薬物治療、瞑想

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Yoga for health agingより

 http://yogaforhealthyaging.blogspot.jp/

2015年6月12日投稿 原題 Friday Q&A: Depression,Medication and Meditation

 

 

Q&A: うつ、薬物治療、瞑想  ~前編~

リン・アンジャリン・ソマースタイン PhD, NCPsyA, LP, RYT

 

Q:  私は Yoga for Healthy Aging を熱心にフォローしていて、このサイトに書かれている知恵がとても役立っています。 多分私の疑問を解く手がかりを与えてくれると思います。私はうつと不安症のための薬を飲んでいます。瞑想の練習を始めたいのですが、向精神薬と瞑想の相互作用が私には不確かです。何かアドバイスしてもらえますか?

 

A: あなたの質問はタイムリーでとても大切なものです。ご存じの通り、最近私たちは東洋と西洋の知恵を合わせることに目を向けています。不安やうつに対処するために、薬物治療や身体と心のシステムを使って心的状態や身体の状態を管理している人がどんどん増えています。いろいろな手当の方法を専門にした 「ヨガセラピー」 という新しくできた修養法があります。

 

ご存じの通り、瞑想はパワフルです。ただ、うつ症状があるときに瞑想することの問題点は、瞑想自体が興奮状態をもたらし、自分が悪いとか絶望感をしつこいほど反すうしてしまうことです。瞑想が自分のためになっていると思うかもしれませんが、そうではありません。思いを巡らせて、自分自身を深い深い穴に落ち込ませているのです。だから、瞑想での最も重要な禁忌は、深刻で管理できていないうつ病です。これは守らなければなりません。反すうすることで勢いが増し、深みにはまることがありえます。だから、瞑想プログラムを始める前に、心の平静に至るまで待つことが賢明です。

 

向精神薬と瞑想の相互作用について質問してくださったのは賢明です。ほとんどの研究で、瞑想と薬物治療の両方を行っても安全であると示していますが、薬物治療が慎重に滴定できていて、一定期間以上きちんと作用が現れるまでは、何か新しいことを始める前は自分の状態を安定させる方が安全です。もちろん、堅苦しい決まりはありません。これは個人によって変わってきます。

 

安全に行うために、私ならばこうするだろうと思います。まず、かかりつけの医師に私の心的状態が安定していて、瞑想の練習をしても大丈夫か相談します。あなたのかかりつけの医師は統合医療を実践しているでしょうか。これはあなたが決断する上で重要な部分になるかもしれません。

 

そして、私が毎日瞑想の練習を始めるときめたとしたら、瞑想の専門家、熟練した先生に相談し、私が正しい方向に向かっていて、それを保てているか見てもらえるよう、その人と密接に関わりあいながら練習するでしょう。瞑想はシンプルな練習です。シンプルだからこそ、習得が難しいこともあります。あなた個人に最良の方法を見つけるべく、あなたとあなたの指導者でともに練習していくとよいでしょう。日々の瞑想がもたらす恩恵はゆっくりと現れてきますが、そのうちに意味を成していき、自分自身を知り、深く受け入れることを学ぶために役立つでしょう。今このときの自己を心から受け入れることは、自己がどんな者であれ、うつとうまくつきあっていくときに役立つでしょう。

 

続く…

椿 Jun.2

翻訳:柳原としこ/ 校正:松元頼子/ アドバイザー:リザ・ロウイッツ

 

 

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