神経系を再訓練する:現実社会の中での練習

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Yoga for healthy aging 2015年 7月3日投稿 Re-Patterning Your Nervous Systemより

 

自律神経系を再訓練する : 現実社会の中での練習

 

ニナ・ゾロトウ    ~前編~

 

Changing the Brain’s Stressful Habits 脳のストレスフルな習慣を変える の投稿にいただいたコメントより

「コーブ氏は重要な問題を見落としています―トレス反応をコントロールする背景に、アーサナの練習で脳を再訓練できるということがあります。実際の社会は再訓練しなおした脳を使う場ではあるけれど、そこで再訓練することは実際にはとても難しいです。だから私にとってヨガの‘練習’は非常に意味深いものです。ヨガを、ストレスや好ましくない現実に対する反応の仕方を練習するために使うことができます。自由に、持っている能力を試してみたり、実践したりすることなしに、ストレス反応に精通して制御するまで発展させることは到底できません。だから、アーサナの練習はまさに、段階を追って自分を見つめ、どうやってストレスや好ましくない現実をうまく処理していくか教えてくれるものです。そうすることでマットの外でもこの方法を活かすことができます。コーブ氏は練習と実践の必要性を見逃していると思います。」

 

なんてことでしょう。私は Changing the Brain’s Stressful Habit / 脳のストレスフルな習慣を変える の投稿へのコメントを読んでとてもうれしく、感動しました。なぜならば読者のみなさんは、私の投稿に何が足りなかったのかを明確に、それぞれの経験を通して表現してくれたからです。そしてコメントをもう一度読み直してまた嬉しくなりました。それは今日私が書きたいことと繋がっているからです。バクスターがChanging Your Habit with Yoga / ヨガで習慣を変える の投稿で、一般的に習慣を変化させるためにどうやってヨガを役立てることができるか考察しました。私はさらに、どうやって生活の中で常にあるストレスの原因にどう対応していくかが、ヨガで変えられる習慣の最も効果的なことのひとつと感じるからです。

 

なぜなら、ストレスの原因に対して大きくリアクションしないよう訓練することで、ストレスの原因に対して別の方法で対処できるからです。最近、ヨガを兵役経験者に教えている ダン リビー (veteransyogaproject.org) から学んだばかりのことがあります。ストレス状態の時、思考が狭まって戦闘や飛行の戦略も限られたものになってしまうけれど、落ち着いているときは、思考が拡がり、もっと広い範囲で見る可能性を取り入れることができるのだそうです。(彼がSYTARカンファレンスで使った「ストレス状態の時の限られた思考の数」対「同じ状況でもストレスの原因に激しく反応しなかった場合に莫大に増える思考の数」を示した図があればよかったです。)

 

ダンが言うには、「押さえておきたい点は、自律神経系を制御すること、つまり、迷走神経*を介して副交感神経の新しく発達した部分を活性化すると、思考の癖のレパートリーを増やすことができる。交感神経系が優位なときにありがちな、狭く、偏った視野を持たずに、社会の中でしっかりと進むための、経験知識に基づいた行動の選択ができます。」

ダンはプレゼンテーションで、兵役経験者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)について話していましたが、私のような人にも関係があります。例えば、過去を思い返すと、私には上司の示す仕事の締切にすっかりパニックになって過剰反応する悪い習慣がありました。ご想像いただけるかと思いますが、とても困った状態でした。

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後編へ続く・・・

 

 

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