呼吸を使って感情のバランスをとる ~前編~

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Balancing your emotions with your breath

呼吸を使って感情のバランスをとる

By ニナ・ゾロトウ

 

私が 「あなたの呼吸:自律神経系のポイント」 で書いたように、

自分の心臓に対して鼓動をゆっくりすること、

食べたものを早く消化することや今この瞬間にリラックスすることなど

直接自律神経系を動かすことができません。

でも、呼吸ならコントロールできます。

心臓の鼓動は息を吸うときに早くなる傾向があり、

息を吐くときにゆっくりになる傾向があり、

これが意識的に自律神経にアクセスすることを可能にしてくれます。

意識的に深く呼吸をすることによって、(呼吸を早くするにしても、吸う呼吸の量を長くするにしても)

自律神経に刺激を与えます。

そして、呼吸をゆっくりすることによって(呼吸をゆっくりするにしても、吐く呼吸を長くするにしても)

落ち着くことができます。

 

先週 「感情:カウンターポーズ」 で書いたように、

それは感情のバランスをとることにも応用できます。

種類あるヨガの呼吸法を、このように使うことができます。

特に深刻な症状がない場合、ただ少し気分が高揚していたり(不安やストレス)または、

ちょっとした気分の落ち込み(うつ症状)など。

もしあなたが不安症や激越性うつ病や気分障害そして慢性的なストレスに苦しんでいるようでしたら、

手当としてこれをサプリメントのように使うこともできます。

 

 

(お知らせ:ヨガの呼吸法は何千年もの歴史の中でヨギの経験とともに展開されてきたことで

それを生徒へ見出されてきたものです。

いくつかのヨガスクール、例えば私がトレーニングを受けているアイアンガースタイルでは、

呼吸法は非常にパワフルなものと考えられているので少しずつ紹介されています。

ですからもし呼吸法で感情のバランスをとる経験をしていこうとするときは、

気負わず、真剣になりすぎずやってみましょう。)

 

不安症と激越性うつ病

なぜなら不安症と激越性うつ病=不安症がベースとなった=はしばしば、

交感神経が働きすぎることに関連してみられます。

この2つに効果的なのが吐く息に意識を向けることです。

シンプルに完全に吐き切ること、リズミカルにまたは吐く息の長さを2倍にする(完全に吐き切った後息を止める)。

または、意識を吐く呼吸に向けた、より本格的な呼吸法をする。

吐く呼吸viloma呼吸法、具体的には吐く息の間に2回息を止め吐き切ってさらに止める。

これはアイアンガー氏がハタヨガの神髄の中で‘感情の安定のためのアーサナ’として自身で練習していると勧めています。

 

もし吐く呼吸を調整しているとき少しでも心をかき乱すような感覚があれば、練習をやめましょう。

加えて、吸う呼吸を長くする、吸う呼吸もあなたに気づきをもたらすでしょう。

(呼吸の長さに意識を向けずただ深くすうということですら)状態を悪化させるかもしれません。

その場合もあなたの感覚にまかせて避けましょう。

 

もしあなたが胸で呼吸していると気づいたら=不安症の方にみられる呼吸法と関連している=吐く呼吸、

吸う呼吸ともに不安症とは関係ないようでしたら、腹式呼吸をしてみましょう。

腹式呼吸は、胸よりもお腹に意識を向けて吸う呼吸吐く呼吸を、意識してお腹をゆるめます。

仰向けでもいいし、ブロックか1キロほどのお米の袋をおいて、

お腹に意識を向け、お腹をやわらかく、吸ってそして吐いていきます。

または、仰向けが落ち着かないようでしたら、ワニのポーズ

(お腹を床につけ、腕をかさねて肘を曲げ、手を重ね額をそこに休ませます)。

吸う吐くでお腹がゆっくり動き床から離れる感覚を味わうことができます。

 

続く・・・

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