ライフチェンジャー:自律神経を理解する ~前編~

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Yoga for health agingより

 2014年10月23日投稿 

原題 Life-Changer: Understand Your Autonomic Nervous System 

 

ライフチェンジャー: 自律神経を理解する

ニーナ・ゾロトウ

 

今日は解剖学の授業です!わかります。わかります。卒業したのだから、つまらない専門的なことなど勉強しなくていいと思っていましたよね。でも私の経験から文字通り人生を変えるようなお役立ち情報をお伝えします。(2 Step to Take Charge of Your Stress or Anxietyも参照してください。)

 

まずは深呼吸をして、自律神経についてみていきましょう。自律神経というのは、消化・呼吸・血流・心拍など無意識に行われる身体機能をつかさどる神経の1つです。それは「自立性」と名前がついています。(私も今日ちょうど学んだところです!)なぜならば、そのシステムはあなたの努力なしに、自主的(自動的)に働くからです。(ヴィラバドラーサナⅡで前膝を90度に曲げるのとはわけが違い、心臓に鼓動するように指示をだしませんものね。意識的な動き、例えば膝を曲げるなどは体性神経系の働きによるものです。)

 

それから自律神経の機能は一般的に意識的なコントロールの領域外ですが、あなたの気づきの領域外ではなく、心(マインド)の状態に影響されるようです。例えば、心臓に向かって、心拍を上げろ、または下げろということはできませんが、心拍を感じることはできます。あなたが落ち着いているとき心拍は穏やかで、怒りや恐怖があるときは心拍があがっていると感じることでしょう。

 

自律神経は互いに協力し合う二つの部分に分けられます: 交感神経と副交感神経です。自律神経は身体や外部環境の情報を受け取って反応します。交感神経を通して身体の中で起こる組織的作用を刺激し、副交感神経を通してそれらを抑制します。(腸管・内臓の神経系【腸神経系: 参照Enteric Nervous System】)を含める情報もあります。三番目の自律神経ともいえますが、ここではその解剖学的な議論はしないことにします。

 

交感神経について

交感神経は急を要する状況やストレスがたくさんある状態のときに、身体を適応させます。だから闘争・逃走反応と呼ばれるわけです。緊急時や挑戦的な状況に備える交感神経は、ホルモン(アドレナリン、ノンアドレナリン)を分泌し、心拍と血圧を上げて血流を筋肉まで届け、呼吸をしやすくするために気道を広げます(拡張)。それはまた、身体の蓄積されたエネルギーを解放し、筋肉を増加させます。だって、戦ったり走ったりする必要があるかもしれませんからね!それほど話に出ませんが、私自身がヨガに関連していると気づいたことがあります。交感神経が、現在の状況や大切な選択を見極めるマインドの能力を大急ぎで高めていることです。

 

重要なのは、交感神経がある特定の作用を刺激している間、排尿や消化など急を要せない体の作用をスローダウンさせていることです。組織の復元や再生などの癒しもゆっくりとなります。そのため、なぜあなたがストレス状態に24時間いたくないかわかりますよね!

 

さらにいうと、ストレスがかかっている間あなたの身体はより一層働いています。疲れがでるのも早くなります。これがストレスと心臓病が関わりあっている理由です。頭がいつも戦闘モードだと、不安やうつなどの感情の問題を引き起こし、緊張状態で眠れなくなり不眠症も引き起こします。このことから慢性的なストレスがいかに身体と感情に害を及ぼすかわかります。(慢性的なストレスについて詳しくはこちらをご覧ください。Cronic Stress: AnIntroduction. Stress,Your Health, and Yoga

 

私たちは、生活の中から全てのストレスを排除できませんし、すべきでもありません。現代社会で、私たちは時々危険な状況から離れる必要があります。それは車が来たらよけるなど日常にありふれた状況もあれば、家族を脅迫から守るなど、あまり起こることのない状況もあるでしょう。しかし私たちのストレス反応で、生活の中でとても良いことに備えられます。レースで走っているときや外国に旅するとき、創造的なひらめきが湧いてきたり、恋に落ちるとき(これってこわいことだったりしませんか?)それから、ええっと、性的興奮の頂点を感じているときも。

 

しかし仕事、通勤、家族の問題など、今、目の前で起こっていることへの要求のせいで慢性的なストレスとなった場合に問題となります。その場合、あなたのストレス症状が何かわかると、現状を理解する手助けになります。なぜなら、ストレスがたくさんかかっているのだと気づいたとき、ストレスレベルを軽減することができるし、軽減すべきだからです。副交感神経が引き金となったストレスモードから別の状況へと、意図的に神経系を変化できることに、ほとんどの人がきづいていません。

 

副交感神経について

副交感神経は、通常の状態のときに身体の作用をコントロールし、ストレスがかかった状態から回復させます。そのため、休息と消化の反応と呼ばれることがあります。副交感システムは体内のストレスホルモンを減少させるので、心拍数や血圧を下げるなどの働きがあります。つまり、ストレスフルな受小田井が過ぎた後は、こういった臓器はそれほど忙しく働く必要がありません。そして危険は過ぎ去り、忙しいマインドが落ち着き、リラックスという感覚を経験するでしょう。(副交感神経は、リラックス反応と呼ばれることがあります。)

 

重要なのは、副交感神経は消化火kんを刺激して食べたものを処理して、残留物を除去し、処理した食べ物から得たエネルギーを使って組織を再生することです。とにかくストレスによって消耗した後、再び補充できるようにする必要があります。だから、休息、回復、エネルギーの取得といった状況で過ごすと、どれだけ活力的になるかわかるでしょう。

 

休息や消化は睡眠とはまた別のもの、ということを理解するのも大切です。(参照:Consicous Relaxation vs.Sleep) だから睡眠(眠れるとして)では心臓病、高血圧、頭痛、消化など、ストレスが関連する問題を解決できないわけです。そして既に気づいているかもしれませんが、睡眠はまた、マインドに静寂をもたらしません。だって、ストレスを抱える多くの人が日中に不安を感じながら過ごしていたり、マインドが落ち着かないまま真夜中に目覚めていますしね。感情の健康な状態に深い効果を及ぼしています。要するに、身体と感情の両方の健康を守るためには、ストレスモードの時間を減らし、意識的にリラックスモードの時間をもっともっと増やしましょう。

 

しかし、自律神経が「自動」というのならどうやって変えられるというのでしょうか?

 

・・・後編へ続く

 

コスモス Sep.23

 

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