うつのためのヨガを学ぶ 後編

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Yoga for health agingより

 http://yogaforhealthyaging.blogspot.jp/

2015年7月1日投稿 原題 Learning About yoga for Depression

 

うつ病のためのヨガを学ぶ ~後編~

ニーナ・ゾロトウ

 

 ストレスマネージメントのヨガを学ぶ

まず初めに、自律神経の機能と慢性ストレスについて学んでいきます。
その理由は、ストレスがうつの原因になることがあるからです。
他の原因でうつ病に悩む人は、ストレス状態でいることでうつ病を悪化させます。
( そしてうつ状態でいることがよりストレスを感じさせています!)
ですから、慢性ストレスが神経系に何をするか、
ヨガが基本的なストレスレベルにどう影響するかを理解することが重要です。
個人的に、激越性うつ病の不快な期間に二度苦しんだ者として、
この知識はとても価値があり、私自身この20年間健康でいることができています。

 

まず、自律神経の一般的にいわれる働きを 「 Life-Changer: Understanding Your Autonomic Nervous System ( ライフチェンジャー:自律神経を理解する )* 」 を読んで学びましょう。
神経系を学んだら、次に、急性ストレスと慢性ストレスについて 「 About Stress: Acute Versus Chronic  ( ストレス:急性vs.慢性 )*  」 を読んでその違いを、
最後に、ヨガをどのようにストレスマネージメントで使うかということを 「 The Relaxation Response and Yoga (ヨガとリラクゼーション反応)*  」 を読んで学んでください。

そしてまだ実践していなければ、ストレスマネージメントの方法を普段の練習で行ってみて下さい。
そうすればもっと詳しくなれるし、違いを感じられるかもしれません。
(ストレスマネージメントは誰にとっても有益ですが、うつ病をかかえる様々なタイプの人にうまく働くものもあれば、効かないものもあるかもしれません。例えば、うつ病の方にとって目を閉じてシャバーサナをすることが難しくても、目を開けた状態の支えのある逆転のポーズはとても有効だったりするのです。瞑想すら害を及ぼすことがあります。
詳しくは 「 Friday Q&A: Depression,Medication,and Meditation ( Friday Q&A: うつ、薬物治療、瞑想 )* 」 をご覧ください。)

 

うつ病の種類を学ぶ

もう1つ知っておいてほしい非常に重要な分野は、うつ病の2種類です。
まったく違う症状で、ヨガではそれぞれ違った対処が必要です。 「 Tamasic and Rajasic Depression  (  タマシックとラジャシックのうつ ) 」 をご覧ください。
快感消失状態(タマシック)と激越性うつ病 ( ラジャシック ) の違いについて、
またそれぞれに必要な異なるアプローチについて述べています。
一般的に、無気力な側面のある快感消失状態、この型のうつ病の人は、
不安だからこそエネルギーを与える/気持ちを高める必要があります。

不安や心配/興奮した側面のある激越性うつ症状、
この型のうつ病の人は、エネルギッシュになるより、落ち着きを与え和らげることが必要です。

この2つのうつ病の症状をよく理解すれば、どちらかの苦しみを抱えてる誰か(又はあなた自身)をもっとうまく助けることができるでしょう。

 

うつ病のためのヨガに関するお役立ち情報は、「 Balancing Your Emotional Body with CounterPose 」 と 「 Balancing Your Emotions with Your Breath 」 もお勧めします。

 

それから、異なるヨガの種類を学ぶと同時に、The Noonday Demon : An Atlas of Depression (Andrew Solomon 著)を読むことを強くお勧めします。様々なうつ症状を学べます。 ( とはいってもアンドリューはひどいのです。ヨガはまがい物で無教養だとだけ述べています。 )

 

ヨガそれだけで治すものではない

最後に、うつ病はヨガだけで治すものではなく、
ヨガは補足的な方法であるということを常に頭に入れておきましょう。
うつ状態から回復しつつある人や、
一度経験して再発を防ぎたい人に役立てて使うことはできます。
しかし、重度のうつ病
( 例えば、人生に関していささかふさぎこんでるという感じとは対照的なタイプ ) は
生命をおびやかすような病気で、専門的なケアを受けるべきです。
ヨガ指導者は、重度のうつ病を抱えている人に働きかけることもできますが、
生徒が訓練を受けた専門家に診てもらっているかということもきちんと確認するべきです。
詳しくは 「 Drawing a Line in the Sand: Where Yoga Teacher Should Not Go 」 と 「 No Shame, Please ! ( Western Medicine and Yoga are Complementary ) 」 をご覧ください。

 

翻訳:松元頼子/ 校正:柳原としこ/ アドバイザー:リザ・ロウイッツ

 

*記事の投稿スケジュールをご覧ください

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